レンタルサーバーについて

サイトを公開するためには、前提として、サーバーを用意しなければいけません。

サーバーには、2通りありまして、
(1)自宅サーバーを用意する方法と、
(2)レンタルサーバーを借りる方法があります。

自宅サーバーを立てて、サイトを公開することは、Linuxなどの知識が必要で、また、セキュリティの知識が必要になりますので、相当な上級者向けです。また、自宅にサーバーを立てればコストが掛からないようにも思えますが、24時間WEBサーバーを立ち上げておく必要があり、夏にはWEBサーバーが熱くなることを防ぐために冷却対策もしなければならないため、電気代が想像以上に掛かり、コストとしても割高になりやすいです。なので、自宅サーバーを用意することは、最近では、Linuxが好きで勉強のために立ち上げる等の用途が強く、いずれにしても一般的ではありません。

そこで、多くの人は、レンタルサーバーを借りています。

レンタルサーバーは、ホスティング業者にサーバーの管理を委託して、サーバーを借りることです。
自宅にサーバーを置いておく必要も無く、セキュリティ面でも安全ですし、サーバーも落ちることが少ないので安定して、サイトを公開しておくことが出来ます。
現在は、レンタルサーバーの代金も、とても安いので、サーバーは専門業者に任せて、WEB制作に集中した方が良いと言われています。

レンタルサーバーには、大きく分けて、3通りあります。
(1)共有サーバー
(2)VPSサーバー
(3)専有サーバー
です。

共有サーバーとは、1台のサーバーを、分けて、共有して使うことです。もちろん、それぞれ借りた人にはそれぞれ管理画面が与えられて、他の人のデータ等が見えることはありませんので、安心です。
共有サーバーは、コスト的に最も安く、一番利用者数の多い形態です。初心者向けと言えます。
上級者になれば、やりたいことが共有サーバーの制約によって出来ない、ということもあるかもしれませんが、初心者のうちは技術的にできないことは出てこないと思います。
まずは、共有サーバーから入ることがオススメです。
ちなみに、このサイトも、共有サーバーによって運営されています。

VPSサーバーとは、1台のサーバーを、仮装サーバーとして、分割することで使うことです。VPSでは、専有サーバーと同じ使い方ができます。したがって、専有サーバーとほぼ同じく、技術的には多くのことが実現可能となります。

専有サーバーとは、1台のサーバーを専有して使うことができます。root権限まで渡してもらえるので、WEBサーバーがホスティング業者に置いてあるというだけで、自宅サーバーと同じようなことを、遠隔にて、実現可能となります。1台のサーバーを丸々専有するわけですから、コストも格段に上がりますが、大規模なサイトを運営している場合や、全てを自由に行いたい場合などには、専有サーバーが必要となります。


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